ハイパフォーマンスの4条件 ~これさえ守ればサクサク行動できる!~

今週末までに○○しないと・・・、でもやる気が出ないな。

ふとスマホを手に取ると、気づけばYoutube見て30分過ぎてることもあるんだよねぇ・・・。

こんなことありませんでしょうか。
もちろん、結論は「やればいい!」なんですが、そうは言ってもなかなか気合でどうにかなる問題でもないですよね。
なので「気持ち」ではなく、「環境」側をどうにかする必要があるんです。
今回、私が編み出した(というか色々試して気づいた)具体的な方法を4つ紹介します。
これさえ実践すれば、かなりの確率で自分のハイパフォーマンスを引き出すことができます。
お金ももちろん大切ですが、人生は時間が有限。
なので、時間も同等もしくはそれ以上に大切に扱っていきたいですよね。
あなたもぜひ本記事を参考に、今ある時間を丁寧に扱っていきましょう。
それではいきましょう!!

ハイパフォーマンスの4条件 ~これさえ守ればサクサク行動できる!~
ハイパフォーマンスの4条件は以下の4つです。
- ダラダラ回避の「ルール」を決める
- 注力用の「BGM」を用意
- ちょっとの「空腹」をキープ
- 視界ノイズをカット「フチあり眼鏡」
どれもカンタンに、そして誰でも用意可能なものです。
4つそれぞれ、
- 脳
- 耳
- 体
- 目
を集中する方向へ導くイメージです。
4つの共通点としては、「やること・気にすることを一点に全集中。その他一切のノイズをシャットアウトする」です。
ひと言でいうと「集中力を上げる環境・状態をつくる」ということですね。
明日、いや今日からでも試せる方法ですので、ぜひこの機会にどれか一つでもトライしてみてほしいと思っています。
それでは、1つずつ解説していきますね。
①ダラダラ回避の「ルール」を決める
1つ目はダラダラしてしまうことを回避するために、カチッと「ルール」を決めることです。
まず前提として、私たち人間の脳は、狩猟時代から構造自体ほとんど変わらないと言われています。
狩猟時代は常に命の危険と隣り合わせ。
なので何か周囲に異変があれば、脳はすぐに気づくようにできているそうです。
つまり、周囲の異変に気付かないくらい集中してしまったら、命の危険にさらされる。
裏を返せば、注意散漫で常に周囲に気を配ってきたからこそ命を守れたし、その遺伝子の子孫が現代の私たちだということです。
だからそもそも「集中することが苦手な生き物」が、私たち現代人なんですね。
脳の構造は変わらない一方で、世の中はどんどん便利になり、ネットやSNSなどで情報に溢れている。
それこそ、狩猟時代とは比べ物にならない量、速度で情報が流れてきます。
こんなの「集中しろ!」というほうが無理ゲーですね。

だから、気合いとか自分の能力、運否天賦に頼ったりせず、顕在意識で冷静に カチッとルールを決めてしまうことが効果的です。
例えば、「PCの前に座るとつい最初にスマホを触っちゃう ⇒ 気づけば30分は浪費してしまう」という人は、意識的にルールを決めます。
「PCの前に座るとつい最初にスマホを触っちゃう」⇒「PCの前に座ったらまず5分でいいから作業に着手する(5分以降はスマホを触ってもいい)」
こんな感じです。
実際やってみると意外や意外、5分じゃ終われないんですよね。
気づいたら集中して「あとちょっとだけ、ここまでやったら休憩しよう」と、30分以上作業を継続することなんてザラです。
心理学でこれを「作業興奮」と呼んだりします。
そして、作業興奮で大事なことは “最初の一歩を踏み出す(行動)すること”。
なので第一歩のハードル(ルール)はなるべく低く設定します。前述の「5分だけ」のように。
そうでないと、そもそもの第一歩が出ず、作業興奮が発動しませんからね。
これは作業だけでなく、行動、移動、準備、計画、選択などあらゆることにも応用可能です。
たとえば“買い物”なら、「あれもこれも・・・」ではなく「この1点(1カテゴリ)だけ買う!」と決めるとかですね。
常に目移りしてしまうのが我々人間です。
その宿命にあらがうのではなく、理解してうまく付き合っていく方が賢明だし健全だと言えます。
脳みそをハッキングしちゃいましょう!

②注力用の「BGM」を用意
2つ目は注力用の「BGM」を用意することです。
①でもお話しした通り、私たち人間は多くのことに気づき、集中力を分散するようにできています。
それは脳だけでなく、あらゆる面でもそう。五感すべてで「気づこう」としてきます。
つまり耳がフリーの状態だと、周囲の音にイヤでも気を取られてしまうということです。
であるならばこれを逆手に取り、「一つの音にのみ気を取らせる」ことが効果的です。
まあ、シンプルに「音楽を聴く」ということです。
オススメは歌詞のない音楽や、洋楽です。
日本語だと歌詞を「聞きにいってしまう」可能性があるので、本末転倒です。
ちなみに私の場合は、午前中の作業の際は「爽やか 洋楽」や「旅したくなる 洋楽」等でYouTubeで検索して流しています。
夕方、料理を作る際は「料理したくなる 洋楽」「エモーショナル 洋楽」などで検索します。
恥ずかしながら英語を聞き取れないし、そもそも聞こうともしていないので、完全にバックグラウンドミュージックです。
カフェや美容院で流れている音楽状態ですね。
アーティストの方には申し訳ないですが、雰囲気さえ作れればなんでもいいと思ってます笑

ただ、そのおかげで気分を上げつつ、周囲で聞こえる音にも気を取られることもない。
まさに一点集中状態がつくれています。
繰り返しになりますが、「あれこれ気を取られてしまう脳の仕組みなら、逆に気を取る1点に絞る」ということですね。
耳も、ハッキングしていきましょう!
③ちょっとの「空腹」をキープ
3つ目は少し毛色が変わるのですが、ちょっとの「空腹」をキープすることです。
これは(あるのかもしれませんが)科学的根拠に基づいたものではなく、完全に私の感覚です。
なんとなく、お腹いっぱいの状態だと次の作業をスタートするのに腰が重いイメージがあるのです。その分フットワークも重くなる。
おそらくですが、食べ過ぎて血糖値が上がり、代謝に脳のリソースの大部分を割かれる。だから集中力は下がるし、やる気も低下するのだと思っています。物理的に身体も重くなることも要因の一つと言えるでしょう。
一方で少し空腹にしておくと、身体も軽いし、脳みそが余計に代謝する必要もない。だからフットワークも、気持ちも軽くなる。結果的に行動もサクサクとできる。
“少し”空腹というのが大事です。飢えてしまうくらいお腹を空かせてしまうと集中力どうこうの話ではなくなってしまいますからね。
感覚的な話で申し訳ありませんが、こんなイメージです!

「ハングリー精神」という言葉があります。
これは気持ちの面で使われることが多いですが、物理的にハングリーな状態にすると、オートモードでメンタル側のハングリー精神も発動するのではないか?
個人的にはこのように感じてやみません。
論より証拠。私自身の体験として、3つ目に挙げさせていただきました。だまされたと思って、一度試していただきたいです。
④視界ノイズをカット「フチあり眼鏡」
さいご4つ目は、視界ノイズをカットする「フチあり眼鏡」です。
再度①のお話ですが、脳はあらゆることに気づこうとします。その結果、注意散漫な状態へと導いていきます。構造上仕方ないです。
であればやることは一つ、シンプルに「見えてる世界を狭める」ことです。
PC作業をするのであれば、PC以外はすべて「視界ノイズ」ということになります。つまり集中力が下がる危険因子ですね。
なので極端な話、水中ゴーグルみたいなものが理想的です。
ただ、ゴーグルは重いし、かさばるし、目元の触覚に気を取られ、別の要因で集中力が削がれる可能性もあります。
家で作業するとも限らないので、外でつけてたら変人扱いされかねないですしね笑

だから「フチあり眼鏡」くらいがちょうどいいかと思います。
私は度が入っていないブルーライトカットメガネをつけて作業をしています。
なんというか、これを付けると「よし、やるか」というスイッチが入り、副次的な効果も得られています。
「イフゼンルール」や「ルーティン」みたいなものが作動しているのかもしれません。
ともかく、対象物以外を視界に入れることを極力カットすることができればOKです。
目も、ハッキングしちゃいましょう!
まとめ
以上、4つの集中力アップの施策を紹介させていただきました。
まとめると「脳をハッキングし、集中せざるを得ない環境を、楽しく作っちゃいましょう!」ということです。
つらいことは長続きしないですからね。
どうせやるなら楽しくやりたい。
だから、
- 前向きになれるカンタンな「ルール」を決め、
- 気分の上がる洋楽「BGM」を聞き、
- ナッツや高カカオチョコレート等でちょっとの「空腹」をキープし、
- 「フチあり眼鏡」をかけて楽しく作業を進める
これでいきましょう!
冒頭述べた通り、お金ももちろん大切です。
大切ですが、意外と見落としがちなのが「時間」の概念。
お金と同じく、時間も消えていきます。
国交省より、2022(令和4)年の健康寿命は男性72.57歳、女性75.45歳と言われています。
つまり、例えば30歳男性であれば、残り時間は42年。
個人差があるとはいえ、目安としては十分でしょう。
人生長いようで短い。大切なことはお金だけではない。ほかにもやりたいことがたくさんあるのであれば、今ある時間をしっかり意識して使っていきたいと思いませんか?
ぜひ今回の内容「ハイパフォーマンスの4条件」を参考にしていただき、お金と同じくらい、もしくはそれ以上に“時間”を大切に扱っていきましょう!
ここまで読んでいただきありがとうございました。
それでは、また!